EAの最適化によるパラメーターの数値には未知数なものがあるが、バックテストが悪ければ明るい未来も描けない

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前回の続きで波乗りきんじろうEA(略して波きんEA)の設置の際にEAを稼働させる前に予めパラメーターについて理解しておくように申し上げました。

前回のパラメーターはここまで説明しています。

もう一度同じ画像で説明します。

最初にロットの選定をするように話しました。

上図は最適化テストによって2024年1月1日~2024年3月17日までの最大リスクによってバックテストされた数値が0.96ロットとなっています。

無料配布する波きんEAのデフォルトパラメーターではXM KIWAMI口座の最ロット数0.01ロットになっているものを皆さんには配布しています。

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目安としましては10万円に対して0.01~0.1が奨励です。

100万円に対して0.1~1.0ですが、出来る限りリスクを抑えていきましょう。

では他のパラメーター機能について解説します。

上図は2024年1月1日~3月17日までの最適化によって算出されたパラメーターです。

トレイリングストップ機能は複数ポジションが平均で36Pips以上の含み益がある場合に作動するようにデフォルト設定されています。

その後は複数ポジションの平均含み益が87Pips間隔で利益を伸ばすような設定になっています。

その下の曜日の設定も最適化によって割り出した曜日で今年の最も成績が良かった曜日だけをデフォルト設定にしています。

月曜・火曜・水曜・木曜の4日間です。

時間帯は午前9時から新規エントリーを開始して、24時で新規エントリーを停止します。

指定した曜日と時間内に既に保有したポジションに対してはトレイリングやTP/SL全て機能します。

上図は先ほどのパラメーターの続きです。

空欄のOFFになっているところへ金曜日を足すなど自由にパラメーターのカスタマイズが可能です。

例えば月曜日の朝8時から運用して午後12時に止めて、同じ月曜日の15時から28時まで(翌日の午前4時)まで運用するなど変則的な時間帯別のEA稼働も出来るように多くの空欄が残っています。

上図はトレンドモードに切り替えた場合に関係している数値です。

デフォルトでは通常モードになっているため関係ない箇所ですが、指標時間前1時間から取引させたいなどピンポイントで狙う場合はこの機能を使用します。

あまり指標だけを狙うような取引ばかりしているとXMの規約に抵触する可能性もありますのである程度数時間前から取引を開始する方が良いかと思います。

過去記事でもXMの規約について書いていますので参考にしてください。

そういう場合はモードの切り替えが必要となります。

★の数が指標の重要度を示しているので、大きな変動幅が期待している場合は★★★が良いかと思います。

時間帯も例えばニューヨーク時間の午後9時~朝方の28時などモードを切り替えた場合の稼働時間も変更可能です。

曜日に関しては選択できないのでデフォルトで選んでいる月~木などは無視されてしまいますので金曜日でも★★★の指標があれば取引が行われるようになります。

上図はパラメーターの上段に出て来る項目でモードを選択できるようになっています。

先ほど話した指標時の★に合わせて曜日関係なく新規エントリーをする場合はトレンドモードで指標時に発生するトレンドを狙うイメージで戦略を立てることも出来ます。

波きんEAはカスタマイズ性に優れている設計になっていますので、ご自身のトレード戦略に合わせた取引が可能となっています。

しかも波きんEAはIB口座限定で無料配布しており永久的に新バージョンをご自身の口座で運用できます。

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上図のトレンドモードの下の項目がエントリー間隔で赤枠を使用していませんが、デフォルトで7Pipsと入力されています。

つまり例えば指標が発表されて上昇トレンドが発生すると値動きが7Pips上昇する度に新規エントリーを繰り返してポジションを足していきます。

この逆のロジックでは7Pips含み損が増える方向にポジションを足していくナンピンやマーチンゲールも巷には数多く見受けられます。

波きんEAはその逆で7Pips含み益が増えるたびにポジションがどんどん足されてきます。


では最適化について話しておきます。

これまでお話ししたパラメーターの数値や稼働曜日などはどうやって決定したのか?

その答えは無数に近い組み合わせの中より算出された最適化であるわけです。

少し違う角度から最適化を考察するとしたら、最近知人がバイナリーオプション用のインジケーターを購入しました。

価格は9万円だそうです。

ロジックはボリンジャーバンドを使用したロジックらしいのですが、その定義は毎日AIによって学習されているというのです。

真偽のほどは定かではありませんが、仮にそうだとするとファンダメンタルズが経済指標や要人発言などで変化する毎日ですが、刻々と変化する情勢に対して最適化されたパラメーターの数値は10年前、あるいは3年前などだとしたらどうでしょう?

そのAIの精度が高く完成度が高いものだとしたら、EAの最適化も日々に更新するべきではないかと思うわけです。

昔のMT4時代には(今もそうですが・・・)バックテストは20年前や10年前が良いと言われていました。

ところが2022年のドル円の大相場を受けて、実際には予想もしなかったような大きな値動きが様々な要因で起こる場合はあるんだという現実を見て、AIの発想でいうと直近の相場に合ったロジックを少なくとも2~3ヶ月おきなど頻繁に更新するべきなのか?

そう考えるようになりました。

と言うことで現在配布中の波きんEAも最適化は2024年1月1日からの約3か月間に合わせたものとなっております。

それが2023年1月1日から3月17日までの1年以上の最適化となると全く違うパラメーター数値が出て来ます。

2022年1月1日からとなるとまたまた全く違う数値になります。

こうして過去のヒストリーデーターに合わせた最適化によって算出される最大利益を導き出す数値はどこからどこまでを対象にするかで全く違う結果になります。

私の現時点での結論では1年~3か月程度に常に最適化したパラメーターに変更し続ける必要があると考えています。

つまり直近1年程度の相場に常に合わせるEAでありたいというわけです。

長い期間10年~20年のデーターに合わせたEAの方が信頼できるという方は波きんEAを使用しない方が良いと思います。

これで準備が整いました。

右下のグリーンの「スタート」ボタンを押すと最適化が始まります。

注意点として、最適化を行っている間はPCが非常に遅くなります。

例えば私はこうして記事を書く際にAdobe Photoshopなどを使用したり、調べ物をするためにGoogleで検索したりしますが、こうした何気ない普段している行為さえPCが重くて使えなくなります。

つまり最適化をするためのPCはUPUやメモリが完全に独占されてしまうということです。

XMで最適化しているとしたらXMだけでほとんどのメモリを使用されてしまうので他の操作が極めて困難になります。

30万円以上のハイスペックのPCであっても他の操作をすることで最適化が遅くなったり下手するとフリーズする場合もあります。

なので私の場合は、専用のPCでしか最適化をしませんし、占有される時間はテスト期間やEAのパラメーターの選択にもよりますが、3日~1週間程度が平均的な最適化に要する時間です。

最適化する内容とは下図のようにパラメーターをどの範囲でどの程度細かくテストするかにロッテ占有される時間が変わってきます。

上図は最適化する範囲を選択するためのパラメーター設定です。

赤枠の縦と横の欄がありますが、例えばエントリー間隔の最も口座残高が多いのはその値か?

という問いに対して調べたいとしたら、左端の赤枠が交差しているチェックボックスにレ点を入れて範囲を決めます。

では次へ進みます。

上図のように最適化の対象を「エントリー間隔」として左端のボックスにレ点を入れて、スタートを入力します。

赤枠が縦と横でクロスしている欄をご覧ください。

ここでは横長の赤枠の「スタート」項目に1と入力しました。

「スタート」は1Pipsと言う意味です。

これは1Pips置きに含み益がある方向にポジションを足していきますので、例えば100Pips上昇したとしたら100個のロングポジションを足していく仕様になります。

その右の「ステップ」とはスタートが1Pipsで、次のテストは1Pips後というテスト範囲になるという意味です。

その右の「ストップ」最適化テストの最後の値を意味しています。

100Pipsと入力しているので、その右には100通りという意味の「100」と言う数字が出ています。

波きんEAは過去のリアルティックに基づいたヒストリーデータで何Pips刻みにポジションを足していけば最大利益を出しますか?

そういう問いかけであるわけです。

さて他にも気になる項目があるのでチェックを入れて入力してみます。

上図のようにエントリー間隔から始まり、次に最大ポジション数はいくつが最適か?

TP=利確はどの程度が最も収益が高いのか?

SL=損切はその程度が最も最適か?

こうした問いをMT5のオプティマイズ機能に尋ねるわけです。

ここまでの段階で4つの最適化テスト項目がそれぞれ100パターンありますので合計の組み合わせ数はこちらです。

何と右下の赤枠の数字は1億通りと出ています。

たった4つのテスト項目をそれぞれ100通りにしただけでこの数の組み合わせですから、1項目100通り足すごとにどえらい組み合わせ数になっていきます。

今回皆様に提供する波きんEAVer2.1のパラメーターを算出させた組み合わせ数はこちらです。

何という数字であるかさえ不明ですが、1.2235104e+23通りと書いてあります。

気の遠くなるような天文学的数値に見えてしまうのは私だけでしょうか?

最適化テスト項目には何曜日のと何曜日を運用した方が利益が最大化しますか?

この問いに対してパラメーターではこういう入力をします。

上図の一番下が曜日の最適化計算です。

その上はトレイル幅、トレイル開始など多岐にわたり最適化テスト項目になっています。

右端の数値が対象となる組み合わせ数で、その合計が先ほどの莫大な組み合わせ数になります。

こうした最適化のプロセスを経て、2024年1月1日から現在までの価格の変動に対して最も収益を出した組み合わせが算出されて来ます。

上図は今回は最適化を始めるとこのブログが書けなくなるので最適化しないので最後に最適化した過去データを読み込むための作業です。

最後に行った最適化は今年の3月17日です。

最適化テストした場合は組み合わせの記録を自分がわかりやすいフォルダー名などを付けて大切に保存しておくことをお勧めします。

今回のように最後の最適化ファイルを読み込むようなこともあるからです。

上図は今年の3月17日に最適化したファイルを読み込んでいます。

上図の上段の赤枠は私が名付けたフォルダー名です。

下段の赤枠は最後に最適化したファイルでこれから読み込みます。

今日は24日なのでちょうど1週間前の最適化データとなります。

そして下図が最適化の結果です。

上段のグラフは上に行くほど口座残高が多くなり、右に行くほど最適化計算した時間が新しくなります。

下段の左端の数字は最大口座残高です。

損益→取引数→プロフィットファクターと続いていきます。

こうして限りなく無数に近いような莫大な組み合わせから算出されたパラメーターを使用してバックテストを行います。

この結果がこちらです。

最適化テストによって導き出されたパラメーターの数値によって、今年の約3か月間で最大口座残高を出すことのできた数値が今回の波きんEA Ver2.1~2.2に設定されています。

しかし最適化によって算出された数値とその数値によってシュミレーションされたバックテスト結果は必ずしも未来を示唆するものではありません。

未来は常に予想く不可能な出来事が起こりえます。

それが今日なのか?来年なのかは誰にもわかりません。

MT5は近年のハイスペックPCである6bitに対応しておりますが、仮に同じだけの計算をMT4でさせたら数か月以上かかるかフリーズしてPCの処理が追い付かないか?わかりませんが、とにかくかなり遅くなるはずです。

MT5で、しかもハイスペックのPCでありCPUの性能を最大限に活用するからこそ、これだけの仕事を短期間で計算してくれると思います。

MT5にこだわる理由の一つにこうした処理速度の問題があります。

それはFXで約定のスピードも関係してきますし、こうした最適化テストやバックテストの処理速度とも大きく関係しています。

時間はお金なので処理能力の高さはとても価値があると考えています。

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