XM KIWAMIのサーバーによる不具合についてXMサポートに問い合わせたところ、技術者に確認するとの回答がありました。

2024年7月14日時点での最新記事はこちら↓↓↓

EAデザイナーの空(くう)と申します。

表題の件が意味不明に感じられた方も多いと思いますので、詳しく意味を説明します。

波きんEAやGuppyEAをIB口座で無償提供している場合や、同じくIB口座縛り無しで48,000円にて有料で購入された方であってもXM KIWAMI口座を新規、もしくは追加口座で開設した時に口座番号やサーバー情報はユーザーが選べるわけではありません。

つまり口座開設すると同時に、上図赤枠の個所のようにXM運営側から口座番号とサーバー情報が自動的に割り当てられて来ます。

パスワードはご自身で自由に作り変更もできるのですが、口座番号とサーバー情報はユーザーが自由に変更はできません。

今回の問題はその際に自動で割り当てられるサーバーによるヒストリー品質の劣化について話しています。

ヒストリー品質は1秒間に1つのティックデーターを元に過去のバックテストを行う際に最も重要なデーターの品質のことです。

最も良いヒストリー品質は100%ですが、今回XMサポートに問い合わせているサーバーの「XMTrading-MT5 2」でのバックテストで表示されるヒストリー品質が48%とかなり信頼できないレベルの品質であることに対するXMへの質問内容となります。

上図は自動割り当てられたサーバーXMTrading-MT5 2で行った波きんEAのバックテスト結果でヒストリー品質が48%でした。

ロットは皆さんにお渡しする固定のデフォルト設定0.01ロットでバックテストしています。

上図は2024年1月1日から本日(2024年5月11日)までのバックテスト結果で10万円が184,756円まで増えていますがヒストリー品質が48%とかなり信頼できない残念な結果となっています。

皆さんもMT4のバックテストでヒストリー品質の低いデーターを見たことがあると思いますが、MT4の場合はこのヒストリー品質が低すぎて信頼に値しないため、TDSというデーターを有料で購入してヒストリー品質99%という信頼できるティックデーターを使用してMT4のEAが信頼できることをアピールしたりします。

そういう具合にヒストリー品質の%はよく注意して、ご自身が行うバックテストや、他者が行ったテスト結果も注意深く確認する必要があります。

MT4とMT5の決定的な違いはどこのブローカーのMT5であっても高品質のヒストリーデーターを無料で使用できることがMT5最大の魅力の一つです。

EAのバックテストがよりリアルティックに基づいた精度の高いものになるという意味ではヒストリーデーターが高品質であることは大事なところです。

私が思う信頼できる品質はMT5のティックデーターでヒストリー品質99%~100%が合格ラインであると考えています。

データーの送受信も最後のPingを選び、リアルティックに基づいたモデルを選ぶことで現実の値動きと全く同じバックテストが可能となりました。

期間指定やその他の設定やEAは全く同じ条件でテストしていますが、サーバーXMTrading-MT5 3の方は下図のようにヒストリー品質が100%でテスト結果もXMTrading-MT5 2よりもかなり良い結果となっています。

上図は2024年1月1日から本日(2024年5月11日)までのバックテスト結果です。

赤枠の個所がログイン時に必要なサーバー情報XMTrading-MT5 3です。

バックテスト結果も0.01ロット固定の場合で約4か月間で10万円が231,384円と300%以上のパフォーマンスです。

サーバーXMTrading-MT5 2の場合は10万円が4か月間で固定0.01ロットで184,756円でヒストリー品質48%でしたから、損益の差額が46,628円と小さく感じますが、ロットが100倍になると差額も4,662,800円と大きな差額になってきます。

実際に最適化の結果最大ロット数は1.0ロットという数値が出ていますので、直近の4か月間での差額は先ほどの400万円を超える違いになります。

このようにヒストリー品質はバックテスト結果にも大きく影響してきます。

XMサポートへの私からの質問は以下のようなものです。

こうした質問に対するXMサポートからの返信はこのような回答でした。

上記のような返信が来ましたので今回皆さんにお見せしている2つのサーバーによるヒストリー品質の違う2枚の画像を添付してサポートに送りました。

現在は担当部門に確認中というこで結論は出ていませんが、印象としては大丈夫かな?このブローカー・・・という感じがします。

XMに関して出金に関する問題などは出ていないのでお金の部分では大丈夫だとは思いますが。

もう一つ気になることが2つのサーバーのティックの数の違いです。

ヒストリー品質の悪いサーバーXMTrading-MT5 2のテック数はこちらです。

ティック数が12,397,746という数字です。

ヒストリー品質の高い方のサーバーXMTrading-MT5 3はこちらです。

18,200,430になっていますので、その差は5,802,684秒のコマが抜け落ちていることになりますので、この劣化がヒストリー品質45%~48%ということになります。

この抜けているティックを60秒で割ると、96,771分となりますので、さらに60分で割ると1611時間になります。

そしてこの1611時間を24時間で割ると67日分のデーターが抜け落ちていることになります。

4か月間のバックテストの内約2か月分のティックデーターが抜けてテストしていますので信頼できるはずがありません。

これではMT5でバックテストする意味がありません。

今後XMがこうした問題にどう対処するのか?見ものです。

今後のこともありますので、XM以外にIB口座を探していますが、Exnessが良い評判が多いようです。

Axiyoryも使っていましたが、様々なEAのテスト結果が思わしくありませんでしたのでExnessの最適化を進めています。

前回ご紹介したBigBossでもリスクヘッジになるので、現在XM KIWAMI口座で波きんEAを運用している方は利益分を出金してBigBoss Deluxe口座やExness Pro口座で波きんEAを運用してはいかがでしょうか?

そういう理由でBigBoss Deluxe口座とExness Pro口座でIB口座を開始しています。

BigBoss Deluxeで無料で波きんEAを使用したい方は下記リンク経由で口座を開設してください。

https://www.bigboss-financial.com/lp/deluxe-account-d-01_p-a_v01?aid=4kYjiYdK

口座開設できましたらこのサイトのトップページあるお問い合わせフォームより「波きんEA希望」と書いてBigBoss Deluxe口座番号を私にお知らせください。

もちろんXM KIWAMI口座でもこれからも募集はしていきますのでXM KIWAMI口座でIBをしてみたい方は下記リンク経由で新規もしくは追加口座を作ってください。

https://clicks.affstrack.com/c?c=758559&l=ja&p=1

XM以外にも信頼できる海外のブローカーをリスクヘッジとして持っておいた方が良いように思います。

逆にそれが最大のリスクとも考えられるわけですが、少額の資金を億単位まで増やすことを目的にしていますのでレバレッジは高いほど良いと考えています。

ハイレバを乗りこなすのは資金管理法にかかっていますので、そこは十分注意する必要があります。

追証も派生しないので、安心してEA取引や裁量取引が出来ます。

Exnessの最大の魅力は指標トレードが禁止されていないことです。

波きんEAは指標トレード用としても開発していますので、特に値動きの大きいFOMCや米国の雇用統計などだけを狙う取引スタイルが可能となります。

波きんEAには指標モードという機能が搭載されており、★の数が1~3段階まで選べます。

取り引き時間帯も設定できるので、例えば深夜3時のFOMC時だけ1時間取引させるような設定が可能です。

指標モード★★★と重要な指標時だけ取引させる設定も可能ですが、XMではそうした指標トレードは禁止されています。

そしてさらに一番魅力的なことがロースプレッドです。

スプレッドはEAの損益に大きな影響をしますので、出来る限り低いスプレッドが魅力的です。

Exnessで2024年1月1日~今日(2024年5月11日)までのバックテスト結果がこちらです。

最適化をちゃんとしたわけではないのでざっくりとした結果ですがExness Proでのバックテストでは4か月で1200万円を超えています。

PF2.32とXM KIWAMIよりも高いプロフィットファクターを出しています。

勝率やDDが気になるところですが、もう少しパラメーターの範囲を広げてちゃんとした最適化をしていくことでパフォーマンスが劇的に改善しそうです。

今すぐにExness Pro口座の波きんを提供できませんが、IB口座も試験的に開始しようと考えています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP