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では前回の続きで完全裁量トレードのための手法を解説します。
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設定方法についてはMT5にデフォルトで付属している移動平均線=Moving Average(略してMA)とローソク足を使用してどこでエントリーするのかについてお話します。
次回の記事では、エントリーしたポジションをどこで決済するのか?
決済には損切と、利確と、ブレイクイーブンの3種類がありますので、次の記事で詳しく説明します。
今回ご紹介するエントリー方法は最も基本的な手法なので初心者の方にはもってこいのシンプルな方法論であると思います。
まずはMAによるトレンドの定義です。
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トレンドには2種類ありまして、当たり前ですが上がるか?下がるか?というものです。
しかし振幅の幅が広ければトレンドと言えますが、振幅の幅が狭い時にはレンジ相場と言います。
例えば1分足で前足の最高値を更新したからトレンドが始まったのか?というと前足の値幅が3Pipsしかないとなると、トレンド開始とは言えないものがあります。
この辺りはあいまいですが、上位足である1時間足あたりから上の足、4時間や日足や週足などの高値を更新する、あるいは安値を更新するタイミングにはレンジの幅が拡大しやすいのでトレンド開始の合図と言われています。
例えば前日のローソク足最高値を更新したタイミングにロングに入るなどという戦略です。
ダウ理論ではこうした日足の最高値更新や、最安値更新が継続した場合はそのトレンドは継続しやすいと考えられています。
この上昇トレンドをMAとローソク足で定義すると以下の図のような解釈が可能となります。
前回の記事ではMAの期間を10から始めましたが、今回は5から始めて10・15・・・と5刻みに15本のMAを表示させてみます。
インジケーターのパラメーター変更(期間や色や線幅など)や削除などはチャート上の空欄部分を右クリックするとポップが開きますので、インジケーターリストを選択します。
こうした設定は完全無料のXM口座開設で簡単にできます。
上図のポップからインジケーターリストを選択すると次のポップが開きます。
上図はMAのパラメーターをデフォルトの10から5に変更した様子。(上図左側の青く選択された箇所が5に変更された所)
中央のポップは表示中のインジケーターなので、一番上のMovingAverageをダブルクリックして展開すると、左側のポップが開くので期間:を変更してOKをクリック。
この手順で順番に期間を5刻みで変更したチャートがこちら。
ここでMAを表示させない場合はどのように目に映るのか?検証します。
MAがあることで、上昇トレンドの下値支持線が明確にわかります。
上昇トレンドのMAは下値支持線=サポートラインと呼ばれています。
逆に下降トレンドの時にはMAが上値抵抗線と言われるレジスタンスに変わります。
サポートラインはチャート上にまるで床でもあるように、ある程度の押し目から再び上昇トレンドが継続している様子がわかりやすくなります。
この床が薄くなると割れやすく、下降トレンドに反転する可能性も出てきますし、分厚くてもローソク足が勢いよく下に抜けて床下を突き抜けることもあり得ることです。
MAの本数を15本と多くしている理由も上昇トレンドでは分厚い床の役割をし、下降トレンドの時には分厚い天井になってそう簡単には上に抜けていかないイメージ作りのためにやっています。
今回の設定では最短のMAは期間:5ですので、ローソク足5本の平均価格が点と点でなだらかに結ばれた曲線となっています。
次の期間は10なのでローソク足10本分となって曲線の動きが鈍くなります。
次の期間は15・20・25・30・35・40・45・50・55・60・65・70・75で15本のMAが表示されています。
最大の期間75本のローソク足平均値となると1時間15分間の値動き平均なので、図のピンク色の太いラインはかなりゆっくりと上昇や下降トレンドを示唆しています。
これらのMAとローソク足との関係性でトレンドを定義し、エントリーのタイミングを決定します。
下図の無料チャート画面はXMで無料口座を開設してMT5をダウンロードしたら簡単に再現できます。
トレンドの定義は最初に期間75のMAが上向きか?下向きか?で判断します。
次に期間5の白く太いランに注目し、長期MA期間75と短期MA5との関係性に注目し、観察を続けます。
トレンドの定義第一段階はピンクの長期MAが上向きの場合はどこで買うか?
長期MAが下抜きの場合はどこで売るか?
ということは長期MAが上向きの時に売らないことが条件ですし、長期MAが下向きの時に買わないことがとても重要です。
こうした考え方をトレンドフォローと言い順張りと呼ばれています。
わかりにくい場合は期間75に対してローソク足が上にいるか?下にいるか?で判断します。
それでも判断しにくい場合は休みです。
相場は休む=チャート観察だけする時間が大変重要となります。
上図を見ると左側が時系列で一番古く、一番右端が現在の価格を示しています。
左側のオレンジ〇印はデッドクロスのマークを表しています。
トレンドの定義となる期間75のピンクのMAを最初にローソク足が下に抜けます。
ローソク足が始値よりも終値が安くで終わる場合は陰線、始値よりも高くで終わる場合は陽線と言います。
このローソク足は1時間足なので例えば朝の8時に始値があって、ローソク足が上下に動きなが9時になった時点で始値より安くで引けた場合に陰線になります。
ローソク足は1分足~月足までありますので、それぞれのローソク足1本はその時間の中で始値と終値で陰線か陽線かに分かれますが、その1時間という枠の中で最高値と最安値を付けた場合は上ひげと下ひげになります。
前記事でも解説していますので参考にしてください。
先ほどの画像をもう一度参照しましょう。
1番のデッドクロスはピンクのMA期間75が上向きの時に起きています。
つまり上昇トレンドの押し目の可能性があるという判断です。
こうした状況で下げトレンドの判定をしてしまうと負けの原因となりやすいので、相場の転換を予想しないことが大事ですし、もし転換する場合はそれなりの波形が現れますので安易に相場が転換したと判断しないようにしましょう。
ピンクライン=長期MAと言いますが、このチャート上では最長期間のMAですので、こうした期間5がデッドクロスしてもそう簡単にトレンドが変わりません。
ピンクの長期MAが下向きには転換しないということです。
そして2番のゴールデンクロスですが、上昇トレンド=長期MAが上向きでの出来事なので、ロングエントリーを実行する絶好のチャンスです。
実際には未来が見えていない状態での出来事なので判断が難しいのですが、1時間置きのローソク足確定を観察する中でこうした値動きがあった場合はチャンス到来ということです。
やはりトレンドは初動でエントリーする方が損切が小さく、利益は伸ばしやすいので、デッドクロスの後に形成されたゴールデンクロスというのは初動の可能性が高いのです。
次の図を見てください。
同じ図の左側だけを拡大したものです。
1のローソク足の終値に注目です。
それまではいずれかのMAの下で推移していたローソク足が突然全てのMAの上に出てきました。
この段階ではエントリーの準備という段階ですのでこれで慌ててエントリーしないことが大事です。
私もよくこの1本目のMA上抜けでロングエントリーしていましたが多くの場合は騙しでその後すぐに下落していくことが多くありました。
次に短期MA期間5の動きですが先ほども説明したように長期MAを下から上に抜けたゴールデンクロスが形成されています。
そして押し目の形成を待ちます。
ゴールデンクロスの後に短期MAをローソク足陰線が下抜けており、その後2番で再び全てのMAの上にローソク足終値が出てきました。
このローソク足終値のタイミングにエントリー開始となります。
以上でエントリーについてのチャートの見方を終わります。
次回はイグジットについて書いてみたいと思います。
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