波きんEAの旧バージョン2.5と新バージョン3.0の違いについてメリットorデメリットを詳細に解説します。

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今月に入って行った波きんEAの最適化による結果算出されたパラメーター設定を新バージョン3.0として現在XM KIWAMIにてIB口座の方々は無料配布中で、IB口座縛り無しでご自身でブローカーを選んで運用する場合は有料販売48,000円(税込)となっています。

波きんEAの最適化については今年の3月に行ってから2か月後の今月に行い、次は7月に行う予定です。

つまり現在の計画では奇数月に最適化を行って常にその時々の相場に最適なパラメーターを提供したいという趣旨でこうした取り組みを続けています。

あるプロのトレーダーがEAを使わない理由として、「相場が毎年変化していく中で過去のバックテストを頼りとしたEAが現在の相場に合わなくなっている。」という話を聞いたことがあります。

この実験は最適化というパラメーターの最大口座残高を試算するテストが直近の相場に適応したものが最も収益を上げるのではないかという趣旨で行っています。

私の妻はバイナリーが得意で何年もトレードしていますが、ここ10年間で最も収益を出すことが出来たインジケーターはAIで日々に最適化されたパラメーターを更新している商品であると言うのです。

AIについてはMT5のEAでも数多く出回っていますが、真偽のほどはともかく、そのバイナリー用のインジケーターの勝率が数多くの有料・無料のツールの中で最も高い勝率を出していることから、AIで日々に最適化されているという論理はまんざら嘘ではないかも知れません。

その日々に最適化されたインジケーターのシステムにインスパイヤーされて試験的に波きんEAに関しては奇数月に最適化を行うことにしたわけです。

例えば直近では日本国政府による為替介入が実行されて、GWの真っただ中に160円突破したかと思ったら、いきなり5円下げました。

その数日後にさらに第二弾の介入があってまた5円下げています。

こうした急激な価格の変動はリーマンショックや大きな震災・天災・戦争などでいつでも起こりえる最大のリスクであると思われます。

しかし平常時にこうした激しい値動きが起きないため今と全く違うパラメーターを見つけるために最適化する必要があります。

現在のような急激な価格の変動で大きな利益を出すEAは極めて稀で、波きんEAも下図のように旧バージョンのパラメーターでは損失を被りました。

上図①は旧バージョンの最も特徴的なパラメーターを表しています。

損切96Pips:利確25Pips=リスクリワードが96:25なので利確が浅く損切が約4倍あるため、一回の損失で大きなダメージを受けます。

しかし問題はその大きな損切が時折起きたとしても、どの程度の日数でその大きな穴を埋めることが出来るのか?ということです。

今回の旧バージョンで起きた政府の為替介入で出来た大きな損失の穴を数日間でほぼ取り返して現在は介入前の利益を大きく上回る勢いがあります。

そうした通常は勝率が非常に高く安定した総損益グラフを描く理想的なロジックとなっています。

②にあるように政府介入の8兆円にもなるドル売り介入で1回に約500Pips=5円ほど下がりましたが、じりじりと上昇するドル円に対して2回目の介入が同じように約500Pips下がりました。

こうした急激な下げによって、急反発する場面も多く、そうした乱高下の時に大きな損切にかかってしまいました。

1回目の介入のタイミングでは大きな収益を得て、10万円の初期証拠金が4か月で1500万円まで増えましたが、2回目の介入で大きな損切を被りました。

③その後わずか3日間で損失を取り戻しているあたりは旧バージョンの2.5も十分この先も通用するパラメーターだと思います。

バージョン2.5の現時点ではテスト結果が26個のポジションを保有しており26個がend of testの表記になっているので週明けの値動き次第で総損益も大きく変動しそうです。

④グラフを見るとわかるようにきれいな右肩上がりになっているのは損切が深い96Pipsという設定値と関係しています。

緑色の折れ線グラフは含み損を表しており、損切の96Pipsには届かなかったけれど、かなり深いドローダウンが出ています。

こうしたドローダウンが多く深いことも旧バージョンの特徴であると思います。

この含み損が大きすぎて口座が破綻するロジックも多いので注意が必要です。

⑤では総論として10万円が4か月半で1400万円を超えたと書いています。

波きんEAはオートロットで複利運用しても大きな総損益が出ないことも特徴です。

ということは固定ロットである程度資金が増えるまでロットを増やさないことが大事です。

できるだけ総損益である利益は別口座や国内銀行などへこまめに出金していくことを奨励しています。

まずは初期証拠金を別口座に確保すればリスクは無くなります。

現実的なロット数としては10分の一のミドルリスクでも10万円が140万円と4か月で14倍まで増えていますので十分ではないでしょうか?

仮に0.01ロットのデフォルトでも10万が4か月半で14万円の総損益を出していますので、初期証拠金10万円を足すと口座には24万円あることにになります。

元本を別口座に移して残りの14万円で運用していけばリスクが0の状態から運用が開始できます。

デフォルトの0.01ロットに対して14万円の利益ということは0.01ロットあたり100Pipsで1000円の利益なので、14000Pipsをわずか4か月半で稼いだことになります。

もちろん単利運用ではなくピラミッティングで複数のポジションが加算されるためこうした爆発的なPipsを全自動で稼いでいるわけですが、驚異的な数値です。

月平均3500Pipsという計算になります。


では次に新バージョンでのバックテスト結果を見てみましょう。

上図は波きんEA新バージョン3.0です。

①は一目瞭然でリスクリワードが旧バージョンと真逆になっています。

旧バージョンがリスクリーワード:96Pips:25Pipsだったのに対して、新バージョンは30Pips:70Pipsになっています。

③それによって勝率が下がりましたが総損益は倍の利益になっています。

含み損がほとんどなく、その代わり損切が多発することがあります。

おかげでDD=ドローダウンが小さく、旧バージョンが27%だったのに対して新バージョンは16%と大きく下がりました。

これは裁量トレードに近いロジックになっており、損小利大で理想的な総損益となりました。

しかしながら動画でも説明している通り、感じ方によっては損切が多いため不安や取り越し苦労を感じる方もいます。

損切が出来るだけ少ない方が精神的負担が少ないと感じる方には新バージョンの3.0は向いていないロジックであると思いますので旧バージョンを使用することをお勧めします。

④勝率が大きく下がったにも関わらず、総損益は約倍にまで増えています。

ここが味噌ですね。

通常のEAは勝率にこだわり、一回の損切で強制ロスカットになったりしやすいのが現状ですが、勝率よりもリスクリワードの高い方が有利な場合もあるということです。

ということで今回は波きんEA旧バージョンと新バージョンの互いのメリット&デメリットについて詳細に解説しました。

ちなみに新バージョン3.0の場合は現時点でのポジション数は以下のようになっております。

バージョン3.0では合計8つのポジションを保有しており週明けに持ち越されています。

新旧バージョンともにピラミッティングの手法ですが、含み益が出ている方向へとエントリーしてポジションを足す時の間隔が違っています。

旧バージョンは7Pips刻みにピラミッティングするのに対して、新バージョンは9Pips刻みでポジションを足すので、仮に上昇トレンドが発生し100Pips上げているときに、旧バージョンでは100÷7=14個のロングポジションを保有します。

新バージョンでは100÷9=11個のポジションとなります。

こうしたエントリー間隔の違いが総ポジション数に大きな影響をもたらしています。


いかがだったでしょうか?

口座を増やして2つの違うタイプの波きんを使用することも出来ますので、新旧バージョン両方使いたい方はその旨報告ください。



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※IB口座縛り無しで有料で波きんEAを48,000円で購入することも出来ますので下記の問い合わせフォームよりその旨お知らせください。

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